シャドーイング

November 10, 2007

みなさん、こんにちは、リスニングダメダメな kpinkcat です。

久しぶりの更新で少し楽しみです。私のリスニングレベルの現状とシャドーイングをすることでどのような変化があったか書いてみたいと思ってます。

 

リスニングを伸ばすには一体何をしたらいいのでしょう?

 

こんな悩みを抱えてはいませんか?

あたしは思いっきりこの悩みを抱え込み悶々とした日々をすごしました。6月以来総リスニング量は約200時間に上りましたが(予定よりか大分少なかったんですね)、細部の聞き取りがうまくできない。なんとなく聞こえてくる英語が薄膜でコーティングされたようになっていて、直接英語が体に染み渡ってくるような感じがしない。いつまでも異物を体が拒否ってる、そんな状態でした。これを打開するためにはある程度の対策が必要と考え、joさんの過去記事を参考に、徹底シャドーイングをすることを決意しました。

さて、シャドーイングを最も体系的に学べる教材は何でしょうか?おそらくこれが最強でしょう。

 

究極の英語学習法K/H System (入門編)
究極の英語学習法K/Hシステム入門編 ワークブック

究極の英語学習法K/Hシステム―発展編 ロジカル・リスニング

この教材の存在は以前から知っていたのですが(あ、joさん経由ですよ)、最寄の大書店にも置いてなかったものですから中身を確認できずにいました。

先日私の家の割と近いところにかなり大きな書店が新規オープンしまして(←最高に嬉しいです!もう、日本語の教材をAmazonから購入することはないでしょう(笑))、中身を確認することができました。いいですよ! TOEIC600レベルくらいからこれを読んでリスニングを鍛えれば、上達はかなり加速するかも知れない、と思いました。立ち読みして食い入る事 1時間 、結局買わずして撤退しましたが、そのうちお世話になるかもしれない、と思いつつ心を残してきました。

で、私の場合、本に載っているようなことを書いてもほとんど意味ないし、本に載っている内容というのは確定的要素を強くするため、個人的な感想や感覚はある程度削除されてしまいます。ここは、具体的な奮闘記を綴る場所なので、思いっきり体験談を述べさせていただきます。(そうでなければBlogの意味は半減と考えています。)

今回私がシャドーイングに使用した教材はこれです。

TOEFLテスト完成ボキャブラリー2000語

これは、文脈型ボキャビル本でリスニングのCDもついています。1日4つのセクションからなり、それぞれ150wpm程度のスピードで1分くらいの文章から成り立っています。20日完成型ですから合計80セクションからなっています。

まず私がしたのは教材作りです。1セクションごとに覚えるべき単語が読み上げられているので、その部分を音源からカットする作業をしました。DUOの経験があったので作業はそれほどかかりませんでした。(2時間くらい?)

当初の目標は1セクションにつき20回のシャドーイングをすることでした。このくらいすれば、だいたい形が身につくと思っていたのです。英語上達完全マップの森沢さんは音読パッケージの初回は30回程度するのがよいと述べられていますが、シャドーイングのみのトレーニングなら集中力は格段にこちらが上だし、なんといっても jo さんが20回だったから。。。。(またそれかよ!)

ただ、シャドーイングを継続していくうちに、ただ20回こなすのではなく、自分になじみやすい型が出来上がってきました。最終形は以下のようになりました。

1.スクリプトを見ないで2回リスニングをする
(聞き取れない場所、意味が分からない場所をチェック)

2.スクリプトを見て音声を聞きながら2回シャドーイングする。
(聞き取れなかった場所をチェック;また、シャドーイングできないことを理解する)

3.スクリプトを完全に理解するまで、文の構文・単語を把握する。

4.3回(スクリプトなし)→1回(スクリプトを見る)
→4回(見ない)→1回(見る)→4回(見ない)→1回(見る)→4回(見ない)
という形でシャドーイングを実行

5.以上20回シャドーイングを繰り返して1サイクル完成としました。

これを4サイクル...通常ではありえないくらいの量(1日2時間)を無理やりやりました。(普通は15分〜20分位するのが適当のようです)そうすると、どうすればシャドーイングがうまくできるようになるのか体が。。。目が!口が!耳が 教えてくれます。 あなたにはこの部分がかけているのだよ! と。。。。

 

シャドーイングがうまくできない理由(私の場合)
 
・150wpm 程度のスピードに私の口が慣れていない。
・聞き取れていても口が慣れていないから、必然的にスピードにおいていかれる。
 
・リスニングの際に大きなチャンクで聞き取ろうとする
・すると、ひとまとまりのチャンクを聞き取れるまで喋るのがとまってしまう傾向がある
・結果として、150wpm以上の速さで喋らなければいけない部分が出てきてしまいスピードについていけなくなる。
・おまけに大きなチャンクが出現するとそちらの内容解釈に気をとられてしまい、実際にいま読み上げられている文章へのリスニングの意識が薄れてしまう。
・そのときに 3-5 文字程度で構成される単語が立て続けに喋られてしまうと聞き取れない結果となってしまう。(短い単語は早く発音される傾向にありますしね(汗))
 
う〜ん、私の言いたいことが伝わるかなぁ〜???
 
 
対策としては次のようにすると効果的のようです。
1.リスニングをチャンクで捉えるのはOK! ただし、最小単位で捉えるべき!
例えば、
A kpinkcat / who come out of nowhere /wrote to Ms. jo /to ask her for some good advice.
 
とするよりも、
 
A kpinkcat / who come out of nowhere /wrote /to Ms. jo /to ask her /for some good advice.
 
というくらい細切れに聞き取る訓練をした方がリスニングはうまくいくようです。ただし、文法的な理解が完全でないと細分化は難しいようです。(そのために文法を学ぶようなものです
 
え〜、私が言いたいこと正確に伝わっているでしょうか?
 
つまりですね、
 
チャンク内の返り読み厳禁!!
 
錯覚してました 私は返り読みしないでも文章を理解できているんだ、と
大間違いです。コテコテに返り読みはしていないでも、チャンク内での返り読みはしていたんです。(ショック〜
つまりですね、
 
ネイティブが理解するように文章を理解してはいなかった
完全に前から順に文章を理解してはいなかったのだ!
 
ということを思い知らされました。でなきゃ、150wpmのシャドーイングは難しいですし、300wpmのリーディングなんて出来っこないんです。
(ココが今回の最大の収穫だったような気がします。)
 
 
2.細切れにすることでシャドーイング時に発声を始めるタイミングが遅すぎるということが少なくなります。 耳の意識は 「実際に発音されている場所から離れない!」、これが重要です。タイムラグが少なくなれば脳への負担は少なくなります。
(実際に上級トレーニングのリテンションを鍛える訓練で3語遅れのシャドーイングや5語遅れのシャドーイング訓練というものがあるそうなのですが今の私には到底ムリです)
 
3.ただ、細分化をすると結局何をいっているのか理解しにくくなるので、常に言葉をイメージで捉えることを必要としてきます。これを怠るとシャドーイングできても意味不明、パーツごとの意味は聞き取れるけれど全体的に何を言っているか分からない、という現象が起きるのでイメージ化も大切です。
 
4.150wpm程度のネイティブにとってはごくごく当たり前のスピードに口が慣れていないなら、もう練習しかない。これは小脳が覚えてくれるまで辛抱して続ける肉体トレーニングです。 小さいころは「生麦生米生卵」ですら、うまくいえなかったのを思い出しますね。私たちは思っているほど体を自由自在には扱えていないのです。
 
5.細切れチャンクとタイムラグの少ない発声位置を習得すれば、聞き取れる音が増えてきます。例えていうならば、マラソンランナーがペースメーカーにぴったりとくっついて離れないで走るのをイメージしてもらえればいいと思います。耳だけはぴったりペースメーカーについていく。決して離れてはいけません。耳の意識は常に前へ前へです。けれど一方で解釈はひとかたまりのチャンクで捉えようとしないとうまくいきません。
 
 
「耳の意識は常に前、言語解釈は細切れチャンクで」
 
6.聞き取った内容を頭の中で文字として画像化すると本当に聞き取れているかどうかを判定できると思います。うまく聞き取れていないときは、音を文字に置き換えることは出来ません。いわゆるディクテーショントレーニングと同じです。瞬時に文字化できるときのシャドーイング成功率は極めて高くなります(当たり前ですよね?)
 
あと、耳の意識と文構造把握のための理解の意識は2分化する必要があるようです。耳は音声への意識でべったり張り付いているのですが、文章の前後関係を考慮して今聞いている内容を正確に捉えられているか、という理解の意識は文章内の単語を前後にサーチしなければいけませんし、前述の内容と整合性があるかどうかも瞬時に判断しなければいけません。
 
リスニングってば、やっぱり高度な技術
 
ほんとうにそう実感しました。
 
 
結論
シャドーイングは細切れにすべし!
チャンク内返り読み禁止!
耳の意識は音声へべったり張り付く!
理解の意識は音声とは別、前後左右へ走り回れ!
 
以上です。長々と最後までお付き合いいただきありがとうございました。
意外と  <<耳の意識はべったり張り付く>> ということが出来ないことに驚きました。すぐ文章理解へ足をすくわれてしまいます。
リスニングを苦手にしているみなさま、ぜひ徹底シャドーイングやってくださいませ!
ちょ〜〜お勧めいたします
 
次の段階としては、リスニング精度を向上させた上で、同時にリーディングをこなすことでしょうか?こうなったらTOEIC リスニングセクション満点なんてお手のものでしょうね。
 
 

ありがと 

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最後に、ブログ休止中にコメントを下さったたくさんの皆様方、大変励まされました。御礼申し上げます。ブログやってよかったなぁ〜、って本気で思うんですよ、ありがとう

 



k_pinkcat at 12:38コメント(18)トラックバック(0) 
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